Switzerland -The Last DAY-

最後の朝 -The last morning in Switzerland


ああ、とうとう来てしまった。
これほど、あの時に戻りたいって思ったのは久しぶりだ。

おきぬけで朝食・支度を済ませるとチェックアウト。チューリヒ駅に向かい荷物を引き取る。昨日のオリンピックブースは大分進んでいた。ブースはパルテノン神殿を模しているようだ。

空港に着いてすぐチェックイン。出発までの間、土産をいろいろ買う。キルシュっていうサクランボの果実酒を買う。アルコール40度数。これに耐える人は自分の周りではヨッシーぐらいだろうなw
あと空港内にもスーパーMIGROSがあった!
スイスしかないというジューズとかお菓子とかいろいろ買い漁る。

最後のフライト -The Final flight


いよいよお別れの時である。かなり切ない。
この切なさを例えるなら、初めて遠方の友達の家に2泊3日で泊まったあとの帰る時のような、初恋のひとにふられたような、最近感じなくなった懐かしい切なさだ。
飛行機は滑走路をフルスロットルで駆けるとあっというまにスイスの地を離れて閉まった。いろいろな思い出が走馬灯のように駆け巡っていく。これから死ぬわけじゃないけど、そういう表現しか思いつかなかった。

そして約3ヶ月わたって書いたこの旅行記ももうすぐ終わる。いろいろシゴトが超多忙などでなかなか筆が進まなかったが、やっと書き終えようというところまで来れて感無量。

飛行機はアムステルダム経由で地元である関空までフライトした。2便とも運よく窓側で空が好きなもので、15時間の長丁場のわりに飽きる事なく、旅行記を綴りながら窓を眺め続けた。時差の関係で夜が5時間しかなかったのも面白かったな。約半日の中に1日分が濃縮された格好だから、その感覚が長く24時間スタイルで暮らしたものにとっては新鮮に映った。

この旅の間、カナリ重宝したコミュニケーションツール。旅行録の兼備にもなりましたw