ターミナル

家に帰ったあとは家族とターミナル見に行きました。

ニューヨークのJFK国際空港に到着した主人公(T・ハンクス)は、フライト中に祖国の政府がクーデターにより消滅したことを知らされる。政府発行のパスポートは無効となり、アメリカへの入国は不可、かといって帰国する国もなくなってしまった彼は、やむなく空港の到着ロビーで暮らす羽目になる。
かくしてお金もなく、食料もない彼の空港サバイバルがはじまるのである。

前田有一の『超映画批評』より

フォーン・ブース」における公衆電話と同じように、この映画も空港のターミナルだけを舞台に物語が展開します。トム・ハンクスといったら「グリーン・マイル」のイメージが強くなってしまった自分ですが、この映画ではおちょこちょい役柄で笑えます。生き残れるかどうかシリアスな状況が主役のキャラクターと随所に挿入される笑いによって救われていて素直に楽しめる作品。おススメ出来ます。