6th Day -ローマ-

バルベリーニ広場


今日の午前はオプショナルツアーでローマ半日観光。ローマの名所を歩き回る。
集合場所であるバルベリーニ広場は徒歩20分離れた場所。一応、地下鉄はあるのだが、乗車券一日分が貰えるので、地下鉄で行くのは勿体無いと思い、わざわざ徒歩で広場まで歩くw

広場につくと派手な格好を着たおじいさんが、奇声をあげながらうろうろしていた。ヘッドフォンを被っていて、頭にバラが刺さっている。「あれが今日のガイドさん?」と一瞬思ったが、そんなわけなかった。 しばらく待つと、ちゃんとしたガイドさんが来た。
ガイドさん曰く、あのおじいさんはちょっとアレな人で、いつもここにいるらしい。よく自動車の通行妨害や観光客にちょっかいだしたりするので、警察も頭痛めてるらしい。僕としては、保護して然るべき所に送ったほうがいいと思うんだが…。
ベルニーニの噴水の解説をし始めたガイドさん。ぼくらは難聴なので殆ど聴き取れない。噴水1つで、10分近くも延々と解説してたので、ちょっとうんざり気味。

オベリスク

ようやく長い解説が終わって移動。かと、思ったらしばらく歩かないうちにまたツアー客の足を止めて、コルソ通りの遠くに見えるスペイン広場に建てられた石碑について解説し始めた。僕のつたない聞きとりでは、フィレンツェバチカンでも見られた、あの天へ刺すような長い石碑の名前がオベリスクということだけだった。

トレビの泉

やっと、トレビの泉へ。期待感を持つもよく見ると…

清掃中だった(泣
もう、ミラノからずっと思っていたけど、なんで行く先々でこう工事中とか清掃中とか当たるんでしょうか。もしかして旅行運ツイテない?

この泉には有名な言い伝えがあるという。
「コインを1枚投げると、またローマに来れる。
      2枚投げると、好きな人と結ばれる。
      3枚投げると、嫌いな人と別れられる。」

しかし、清掃中だったので、1枚投げる事も、2枚投げる事も、3枚投げる事も適わなかった。

ということは、
・もうローマに来れない
・好きな人と結ばれない
・嫌いな人と別れられない…

ガ━━━━━━Σ(゜Д゜;)━━━━━━ ン

もう最悪やん。
特に「恋が叶わない」のが痛いw 「鯉が敵わない」の誤植であってくれw

ピロッタ通り


トレビの泉からヴェネツィア広場までしばらく歩く事に。途中にバチカン市国と同じ紋章か使われた家(法王の別荘らしい)や、ローマの休日ゆかりの建物だとかガイドさんが解説を交えた。

ヴェネツィア広場

帰国してからジョジョ5部を読みふけって気がついたのだが、ここでブチャラティ達がチョコラータとセッコと再び対峙する所はここだった。ここからコロッセオまでブチャラティはセッコと死闘を繰り広げる。
広場にそびえ立つ純白の建物は「ヴィットリオ・エマヌレーエ2世記念堂」
ここから、コロッセオフォロ・ロマーノといったローマ南部の風景が見渡せた。


フォロ・ロマーノ

ヴェネツィア広場での観光が終わると、記念堂の傍で座りながら解説タイム。
例によって大部分が聞き取れなかったけど、フォロとは神殿の意味がある。イタリアには教会と神殿は数多くあり、どちらも宗教上、重要な施設ではあるが、教会と神殿では全く役割が違うという話だった。教会は神に祈りを捧げる場所なのに対し、神殿は集会の場であり、ここで政治など重要な会議が行われてきたという。そして、ローマ帝国時代、重要な政治の場だったのが、これから向かうフォロ・ロマーノ遺跡である。


今はもう朽ち果てた姿ではあるが、ここに立派な建物が建てられていたのは想像に固くないだろう。これを見ると建立当時から姿を残しているパンテオンがいかに貴重か分かってくる。

コロッセオ

フォロ・ロマーノを抜けると徐々にコロッセオがその姿を現す。




日本に住むものなら誰しも知ってるであろうコロッセオ
映画「グラディエーター」の舞台としても有名。
ジョジョファンなら尚ここがラストバトルの地としても有名であるw
このツアーでは外観を見るだけで、あとは撮影のみだった。
撮影が終わるとツアーは終了。あとはバスにのってローマ三越に戻るだけだった。

古代から伝わる伝説の香水

三越に着いてツアーは解散。
僕らは昼食を頂く。この後もう一度コロッセオに戻って、中に入ろうってことで満場一致。コロッセオで買ったチケットはそのままパラティーノの丘への入園チケットにもなるからお特だ。
昼食後、ローマ三越で買い物。そこで、古代ローマから伝わる伝統的な香水を発見。親へのお土産にする。

闘技場の中へ

地下鉄でコロッセオ前まで移動し入場する。


ここかコロッセオか。ポルナレフが登場した時は衝撃的だったなあ。ナランチャがまさかここで死ぬとは思いもしなかった。ドッピオの最後、哀れやったなあ…|-`)ジミジミ
(注:拙者、ちょっとジョジョモードが入っておりますので一般の感想とかなりスレ違っております。)

ラティーノの丘

続いてはフォロ・ロマーノの中にあるパラティーノの丘へ。


ほんとにローマは広く展望スポットが沢山ありますね。
↓は丘から眺めたフォロ・ロマーノ全景


真実の口

フォロ・ロマーノを抜けると次は真実の口へ。
行く途中、道に迷いも、バールにいたイタリア人に親切にも教えてもらって事無きを得る。で、歩く事約20分ようやく真実の口に辿り着いた。
この「真実の口」は嘘つきは口に入れると挟まれて手が抜けなくなるといわれている。
困ったのう、僕は充分嘘つきだ。つか、嘘のない人生なんて無いし。口に手を入れるのも怖いので…


鼻の穴にツッコんでみました〜♪


後ろで並んでいた外国人客、めちゃくちゃ大ウケ

チルコ・マッシモ

チルコ・マッシモは真実の口のすぐ近くにある広場。歩き疲れたのでここで休憩。



チルコ・マッシモでナヴォーナ広場の兄ちゃんのポーズ真似する男3人衆の撮影…



の模様を撮影したMちゃん。ナイスです。(o'∀')b
撮影したNちゃんが呆けにとられていましたw


テルミニ駅でお買い物

写真であっというまに流してるが、コロッセオからここまで結構歩きまくった。そして、もうすぐ日が暮れようとしています。これから最後の名所、スペイン広場へ。その前にB君が郵便局の切手が欲しいそうなので、いったんテルミニ駅へバック。
B君を待っている間、スーパーでお買い物。水500mlが0.3€…。すんごく安い!いろいろ買いあさる。荷物になってきたので、B君と合流後ホテルへいったん戻り、気を取り直してスペイン広場へ。

麗しきスペイン広場

スペイン広場は花の園でした。階段に埋め尽くされる赤い花々。お花畑みたい。

あっという間に、だんだん暗くなっていきます。
暗いのに、見た事ないのに、ジョークで「ローマの休日やろう。」と言ったアホな自分。
(ローマの休日は帰国してから初めて見ました。自分の愚かさに赤面。)

イタリアにはワインがよく似合う。

夜になった事だし、付近のレストランにて夕食。
昨夜のビールに引き続き、みんなワインを注文。
いいカンジにイタリア色に染まっていっているねえw

そして、始まりへ…

ホテルに戻ろうかという時、電車はスデに9時に終わっていた。
バスを探しながら徒歩で歩く。歩いた先は今朝行ったバルベリーニ広場…。
最後にここからホテルに戻る事になろうとは…しかも徒歩で。
結局、30分かけてホテルまで戻りました。バタンキュー。

こんなに歩いたからには、きっと痩せてるだろうな…。


To be continued...