7th Day -カプリ島-
南の島へ遊びに行こう
とうとう来ました〜!僕にとっての大目玉であるカプリ島のツアーです。はやる気持ちは抑え切れません。心配していた天気は…なんと見事なまでの快晴!お天道さま、サンクス(^з^)-☆チュ!!
まずはバスでナポリまで出発。3時間もあり、眠気も少し残っているのでまずは眠る事にします。
ナポリ行きの車窓から その1
ナポリ港到着
乗車から3時間を経てようやくナポリ到着。アウトストラーダ(有料高速道路)から見えるナポリの景色。一部地区だけ高層ビルが建っているのが見えた。そういえば、高層ビルなんてイタリアに来てから初めて見たような…。周囲が圧倒的に低いおかけで存在感は見事だが、違和感がありすぎでイタリアにはふさわしくない。
アウトストラーダを降りるとナポリ港へ到着。背後にカステル・ヌオヴォ城(別名:ラダドーム城w)か。ヤシの木とか並んでいるあたり、イタリアなのに南国に来たかのような印象をうける。しかも気温は20℃とミラノに比べてかなり涼しい。海から来る風が心地よい。
これから高速艇に乗ってカプリ島へ…行くはずなのだが時間か来ても一向に出発の気配を見せない。何事かと思ったら、入口で客とクルーがモメているというトラブルが…。10分ぐらい押し問答をやって、ようやく出発を始めた。トラブルを起こした客は港に取り残されていた。
高速艇の中で
スゴイ風圧だ。
高速艇に乗っているので、すごい風を受けています。激しくなびく髪。ヅラのひとは絶対乗れませんね。すこしトイレに行って戻るといつの間にかイタリア人とコミュニケーションを試みているBくん。初海外とは思えない上達ぶりです。去年、スイスへ行った自分を見ているかのよう。
横には霞みかかってイスキア島が見えます。
ようやく、2F席の扉が開き、空いている席へ落ち着く。席はもちろん一番前だw
のんびりお喋りしてると、いつの間にかカプリ島が霞から姿を現してきた。
カプリ島到着!
ようやく到着!憧れのカプリ島に着きました。
( ゜∀゜)=3 ムッハー。なんて爽やかな島じゃ。ここは天国じゃけんのう。まるで絵みたい。
こんな綺麗な海で泳ぎたい…。
風景に見とれていると、前から添乗員に呼ばれました。これからボードに乗るが、僕らだけまだ乗っていなかったらしい。急いで、モーターボートに乗り込むと、間髪入れず(ホント間髪入れず)に沖へ発進した。行動、慌しいよ。ツアーなんて、ツアーなんて…。
青の洞窟
そんな不満も綺麗な青空と海に浮かぶステキな島の前では綺麗にさっぱり蒸発。
カプリ島をぐるりと半周するモーターボード。エンジン音と受ける風が気持ちいい。
お父様、お母様、もう溺れ死んでもいいや(ぉ
そんな冗談はともかくとして、青の洞窟に到着。先客が出るのを待つ事数分、ようやく僕らの番。手こぎボートに乗り換えて、青の洞窟に入ります。
狭い入口から中に入る。入口が狭いせいかスリット効果のような感じで海が光に照らされ輝いていた。幻想的で美しい。ビデオ回してるのも束の間、あっというまに周回して1分もしないうちに外に出た。あれ、もう終わり?ちょっと終わるのが早すぎます…。
マリーナ・グランデ
割と短かった青の洞窟探検から戻ると、ケーブルカーで上まで登る。終点を降りると視界が広がり、マリーナグランデが展望できる。
ここでもお土産物屋やレストランが立ち並び、ここで昼食。窓側じゃなかったので青い海を見ながら優雅に食事ってわけでもなかったが、真昼間からワインを空ける。ここに来ると本当にワインが美味しい。日本で飲むのとはまた違う格別の味わいがある。そういえば、どうでもいい事だけど、昼間からワインって初めての経験だったのを思い出した。
驚愕!カプリ島道路事情
これから青空でペインティングされた可愛い小型バスでアナ・カプリへ向かいます。なんとこのバス、ベンツだ。ベンツでもこんな可愛いのがあるんだと驚き。
驚きといえば、カプリ島の道路事情にはもう本当に驚かされる。道がすごく狭いのである。小型バスといえども普通の車よりは一回り大きい。そのバスが2台並んでギリギリの狭さなのである。対向車が来てもお構いなし。そのまま、何事も無いようにすれ違うwもちろん徐行しての話だけど…。そんなわけもあってかカプリ島の人たちは運転がスゴク上手いらしい。
大砲の展望台
峠を登っていったところにロープウェーがあり、バスを降りてそこから「大砲の展望台」と呼ばれるところへ、ロープウエーはゆったりと駆け登り徐々にカプリの壮大な空間を見せてくれた。
奥に見える島はイスキア島。
ロープウェーを降りて展望台へつながる階段を登っていく。
すこしずつカプリ島の裏側が見えてくる。
そこから見える光景はまさに秘境と呼ぶのに相応しい場所だ。生い茂る緑、エメラルドブルーの海岸、そして数え切れないほど沢山のウミネコが飛びかうその場所はありのままの自然の姿を伝えている。呆然として光景を見つめ続けた。
森に浮かぶ白い点々はウミカメの大群。これらがカプリの空を飛び交っていた。
白い家が立ち並ぶ北部・西部地域と手付かずの自然が残る南部地域。カプリ島はこの対比が面白いと思った。どちらとも美しい風景を残しているというのがベネ!
もう、いつぞやのユングフラウのように、一日中ず〜っと耽りたかった。しかし、残念ながら僕らはツアー中の身。ここに滞在できたのはわずか20分。もうすこし居たかった。離れるのがおしいぐらい。また一人旅などでここに来ようと思う。そして、展望台にあるレストランでワインを嗜みながら、のんびり1日を過ごしたい。
そう思いながらロープウェーを下った。